「「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。」は、会社で送るメールを分かりやすく作成したい、レポートをスラスラ書けるようになりたい、読みやすいブログにしたい!……など文章力を向上させたい方のための本です!
目次
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 要約
この本は、タイトルの通り、膨大な数の文章術の本の中でベストセラーになった100冊に書かれている共通点まとめられている本です。
【要約①】文章の書き方が大事な順にランキング化してある
100冊の文章術の本に書かれている共通点が、1位~40位でランキング化されています。
さらに1位~40位を3つのパートに分けてあります。
- パート1(1位~7位)文章を書いていくうえで、基礎となるパートです。1位~7位までのルールを意識して書くことで「文章力の向上」を実感できます。
- パート2(8位~20位)スキルアップを目指す人のためのパートです。20位まで身に着ければ、「文章がうまい人」になります。
- パート3(21位~40位)プロを目指す人のためのパートです。40位まで身に着ければ、「プロ級の書く力」が手に入ります。
上から順に読んでもよし、自分のレベルに合わせたところから読んでもよし、ととても読みやすいです!
【要約②】1つ1つの項目ごとに2つ、または3つのポイントが書いてある
例えば、ランキング1位の「文章はシンプルに」という項目には、
余計な言葉はとにかく削って、簡潔に
1文の長さの目安は、「60文字」以内
ワンセンテンス・ワンメッセージ
という風に3つのポイントがまとめてあります。
さらに、この3つのポイントについてそれぞれ文章の良い例、悪い例を用いて詳しく説明してあります。
【要約③】巻末の付録では、「文章術のベストセラー100冊」を読んだ人が書いた文章のビフォーアフターが!
巻末の付録では、「文章術のベストセラー100冊」を読んだら本当にうまい文章・伝わる文章が書けるのか?という疑問に答えて、実際に文章が変わった方たちのビフォーアフターが例として紹介してあります。
①ビジネスメール、②一般的なメール、③プレゼン資料、④ブログやSNS、短いコラム等の原稿の4つに分けて紹介してあります!
確かに、一目見ただけで、「見やすい!!」となるほど劇的に変わっていました!
特に刺さったポイント1つ!
40個ある項目の中で、わたしが1番刺さった8位の項目についてご紹介させて頂きます!
【文章の書き方大事な順第8位】思いつきはメモに、思考はノートにどんどん書く
「自分の思考を紙の上に定着させることができないものが、他人に分からせる文章を書けるはずがない」
花村太郎
こちらの言葉は、本の中で紹介されている言葉です!
お風呂で良いネタが浮かんだけど、Twitterを開いたら忘れてしまった!など、良いネタを思いついたのに、時間が経ったら忘れてしまっていた、なんてことはありませんか?
私は、お皿洗い中などによくネタが浮かぶのですが、文字に起こそうとスマホやパソコンを開いてしまった時には忘れてしまっています(笑)
この項目では、メモすること、ノートに書くことの重要性が説明されています。
ポイント
- いつでもメモをとれるようにしておく
- 「アイデアの浮かびやすさ」は場所によって違う
- 「書き出したメモやノートを整理して文を組み立てる
「文章術のベストセラー100冊」では、上記の3つのポイントについてより詳しく書いてあります!
まとめ
ビジネスメールやプレゼン資料を作らなければならない方から、ブログや小説などを書いている方まで幅広い方たちにとってすごく勉強になる本だと思います!
わたしもかなり勉強になりました!何度も読み返したい本です!!