「読書革命」は、「本を読んでも記憶に残らない」という悩みを解決してくれ、「読書」の本当の意義を教えてくれる本です。
あなたは、読書をする本当の意義とは何だと思いますか?
私はこの本を読んで、「アウトプットをして、本からの学びを自分の中に落とし込むこと」が読書の本当の意義だと思いました。
本を読んでも記憶に残らないのはなぜ?
なぜ本を読んでも記憶に残らないの?
それは、著者からのメッセージを受信するだけになっているからです!
メールをイメージしてもらうとわかりやすいです。
記憶に残らない読書は、メール(著者からのメッセージ)を受信し続け、返信をまったくしていない状態です。
メールはどんどん受信ボックスに溜まっていき、そのうち受信ボックスがいっぱいになったら、まとめて削除されてしまう。この状態がまさにそれです。
この状態を解決するにはどうしたらいいの?
アウトプットをすることです!
ここでいう「アウトプット」とは、「自分の言葉で表現すること」を指します。
本を読んで、感じたこと、学んだことを言葉にする、文字にすることで、自分の記憶に定着させることができるのです。
「読書革命」の要約
ここからやっと「読書革命」の要約に入ります(笑)
「読書革命」にはアウトプットのことがたくさん書かれているんだろう!と私は予想して読み始めたのですが、「読書革命」は一味違いました。
なんと、アウトプットよりもインプットに関する分量のほうが多かったのです。
読んでわかったのですが、アウトプットに特化した本の読み方(インプット)というものがあるのです。
ここの部分が非常におもしろく、この本のセールスポイントなんだと感じました!
そのインプット方法は以下の4つです。
ポイント
- 予測読み
- 断捨離読み
- 記者読み
- 要約読み
簡単に言うと、
①:内容以外のところ(表紙等)から内容を予測する
②:「はじめに」「目次」「終わりに」から著者の主張を予想し、気になるところだけ(全体の約20%)に読むところを絞る
③:②で絞ったところを著者と会話をしながら読み、④:③で読んだところを3~5点に要約する。
といった流れになります。
一番衝撃だったのが、②断捨離読みの「読むところを20%に絞る」という内容でした。私は本が大好きなので、本をすべて読み終えることが当たり前と思っていました。
しかし、著者の主張は、「本の大切なところは20%に集約されており、そこを読むことで本全体の流れをつかむことはできる。」というものでした。
これこそがアウトプットに特化した読書法であり、新の意味で「本を読むこと」を体現できる方法であると言えます。
なぜ私がここまで言えるかというと、まさにこの要約こそ、「予測読み、断捨離読み、記者読み、要約読み」を実践して作成したものだからです!!
全文読むだけの読書は、読むだけで疲れちゃったり、読み終えて満足しちゃうから、読んだあとにアウトプットする余力は残ってなかった……
と言う人も!この読書法であれば、20%しか読まないので、個人差はありますが、1時間もあれば1冊を読むことができます!!
そこから、このブログのようなアウトプットをしても3時間程度ですべてを終えることができます。
だらだらと読書をしていると1冊3時間ほどかかっていた私からしたら、この差はとても大きく感じました。慣れていけばこの流れも2時間、1時間、、、だんだんと短くしていくことができ、より多くのアウトプットを生み出すことができるようになると思います。
読書は、読んで終わりではありません。本で学んだ内容を自分の中に吸収し、発信し、実践することが最終的な目標になります。
ぜひ、今日から「読むだけの読書」を卒業しましょう。
最後に、「読書革命」を読んで、私が今後実践するリストを書きます!
ポイント
- 予測読み、断捨離読み、記者読み、要約読みをする。
- 同じジャンルの本を同時期に4冊連続で読む。
- オンライン読書会に参加してみる。
- ビデオカメラで1人会議をする。
- 巻末で紹介されている30冊の本を全て読む。
金川顕教さんの「読書革命」!
おすすめなのでぜひ読んでみてください!
一緒に頑張りましょう!