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ジェーン・スーさんって何者!?
女性たちの心を掴んで離さない!ジェーン・スーさんはこんな方
1973年東京生まれ東京育ちの日本人。
作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティー。
神崎恵さんや石井美保さんなど、ジェーン・スーさんは著名人にもファンがとても多いです!
「おつかれ、今日の私。」あらすじ
あらすじ
自分への期待を裏切る自分/人の気持ちを矮小化すると致命傷になるよ/思い出し怒りに満足する夜もある/落ち込みと立ち直りのあいだ/不本意な扱いを受けた/自室にハワイを手繰り寄せるには/彼にピッタリな子はほかにいる/弱った自分からの脱却イニシエーション/洗顔ほど面倒くさいものはないよ………他
上記は、もくじの一部になります。
ジェーン・スーさんの体験を描いたエッセイなのですが、その体験とスーさんの考え方や捉え方に、読んでいる人自身も救われます。
全部で48篇からなっていて「自分を慈しむ セルフケア・エッセイ」として多くの人の心を癒しています。
「つい頑張っちゃう人必携の書!!」と帯に書かれていますが、頑張ってるいる人ほど心に沁みる一冊です。
「おつかれ、今日の私。」を読んだ感想
ポイント
- 言葉選びが素敵
- 落ち込んでいる自分を無理矢理引っ張りあげてくれる、というよりも、「これ以上下に行く必要はないわよ」と優しく言ってもらえている気がする
- 言葉選びが素敵
ジェーン・スーさんは、2023年で50歳。
豊富な経験から描かれるエッセイは、若い人には励ましのエールに、30代後半になってきた人にはやさしく寄り添ってくれる存在になるような気がしました。
私は、現在30歳。
ジェーン・スーさんの描かれている体験で「分かる」というものもあれば「そうなっていくのだな」と思う部分、両方がありました。
もやもやするけど言語化することが難しい気持ちを、ジェーン・スーさんはどんぴしゃりな言葉選びで表現してくれるので、読んでいて、するりと心に入っていきます。
(筋トレを再開したが、バテてしまうのが早くなっていることについて)
「重苦しい「やっぱりね……」が右から、超特急の「そんなまさか!」が左から突進してきて、私の心のど真ん中で衝突した。」
【引用先:「おつかれ、今日の私。」白黒つけない生き方 より】
- 落ち込んでいる自分を無理矢理引っ張りあげてくれる、というよりも、「これ以上、下に行く必要はないわよ」と優しく言ってもらえている気がする
「疲労はキャパオーバーの証だ。もう休んでくれと、体が悲鳴をあげている」
「後ろめたくなる必要もない。非難されても耳を貸さないで。だって、あなたは休むことを頑張っているのだから」
【引用先:「おつかれ、今日の私。」上手に休むのも能力だ より】
「休む=前に進めていない」と捉えがちな私は、「休んでいいよ」と言われるよりもはるかに「休もうかな」と思うことができました。