この本で著者の金川顕教さんが伝えたいことは、「働く」という考え方を見直し、最高の人生に向かって歩み始めよう!ということだと思います。
「最高の働き方」の内容を一言で言えば、「脱サラのマインド的な教科書」です。
今日は、この本を読んで、弓道のように私の心の的ど真ん中にグサッと刺さった3つの矢(マインド)を感想を交えながら、本の要約としてご紹介します!
目次
金川顕教著「最高の働き方」の要約と感想
第1の矢:自分の未来が見えるという恐怖
あなたは自分の未来が見えていますか?
よく耳にするのは、「未来が見えなくて不安」という言葉です。
確かに、未来が見えずなにをしていいかわからない状態は不安だと思います。
私も未来が見えなくて不安にならないよう安定を求めて就職した人間です。
だから、安定こそ絶対だと思っていました。
30歳になればこのくらいのポジションになり、このくらいの給料をもらえる。40歳になれば・・・、50歳になれば・・・ライフプランを考えることが好きな私はこの安定した未来を宝物のように思っていました。
でも、あるとき気づいてしまいました。そこにはまったくワクワクがないのです。
その未来の私は、周りからの尊敬は得られても、自分の心から湧き出てくるような満足感を絶対に得られないと。
そんなときに出会ったのがこの「自分の未来が見えるという恐怖」という言葉。頭をガツーン!!と殴られたような感覚でした。
自分の中に感じていたもやもやがスッキリしました。
私はこの「未来が見えるという恐怖」と戦っていたのだと。この恐怖に抗うために行動を始めたのだと。
皆さんはどうでしょうか?見える未来と見えない未来、どちらと戦ってますか?
第2の矢:仕事の濃度を薄める
突然ですが、原液を薄めて飲むカルピスって美味しいですよね。
私は、水6:原液4くらいが好きです(笑)
そんなおいしいカルピスですが、水で割らずに原液のまま(濃度100%)で飲むと甘すぎてまずいですよね。仕事もこれといっしょなんです。100%じゃ「まずい」んです。
日本人は本当によく働きます。寝ても仕事、起きても仕事、休みの日も仕事。
気づけば多くの人が濃度100%で仕事をしています。非常にまずい状態です。
みんなせっかちすぎるんだと思います。
「あー水がない、もういい原液で飲もう。」「あ、そこに蛇口がある。でもひねるのがめんどくさいから原液のまま飲んじゃえ。」そんなイメージです。
ふと息をついて、水で割れば、濃度は下がるのに。
私も「仕事の濃度を薄める」という言葉に出会う前は、濃度80%くらいのカルピスを飲んでいました。
みんな無理せずおいしいカルピスを飲めばいいんです。
「よし今日は定時で帰るか!」「早く帰って久しぶりにゲームでもしよう!」これでいいんです。
あなたはどんな濃さが好みですか?
※カルピスの話は私のオリジナルなので、金川さんはカルピスオタクではありません※
第3の矢:他人が同じ目標(今自分がもっている)を叶えたら、うらやましいと思うかどうか
目標を立てるのって難しくありませんか?どの自己啓発本にも「目標を立てなさい」と書いてあります。
そもそも、ない状態から目標を生み出すのは難しいし、頭を絞ってやっと目標を立てられたとしても、この目標が本当に正しいのかいまいち自信が持てない。
そんな経験ありませんか?
私はこれが日常茶飯事でした。
「TOEICで○点をとろう!」「身体を絞るために毎日筋トレをしよう!」などいろいろな目標を立てては挫折してきました。
その原因がなんなのかといことを、「他人が同じ目標(今自分がもっている)を叶えたら、うらやましいと思うかどうか」という言葉を知り、理解することができました。
結局、挫折してきた目標は自分にとって大して重要じゃなかったんだと。
他人がその目標を叶えたらうらやましいと思う、すげー!と心から感動するなら、それは自分が心から達成したいと思っている願い。
うらやましいと思わないなら、そこまで強く本心は望んでいない願いなんだそうです。
私はこのことにすごい納得しました。そしてイメージしてみたのです。
週4日自分が好きな仕事をして、週1で妻とデートをする、土日と毎日のアフター5は家族と過ごす。そして、月に1回は旅行に行く。
こんな毎日を友達が過ごしていたら、間違いなく「うらやましい!!!!」と私は盛大に叫んでしまうと思いました(笑)
それが心から願っていること=目標なんだと気づけました。
皆さんも想像を膨らませて、自分の目標が本物かどうか確かめてみてはどうでしょうか?
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