いきなりなのですが、今、あなたは、自分の歳を意識しながら生きていますか?
私は、今20代後半ですが、日常生活を過ごしていて、歳を意識することなんてほとんどありません(笑)
でも、歳を意識しながら生きると自分を変えることができるとこの本の著者である永松さんは言っています。
「30代を無駄に生きるな」この本には、30代をこれから生きる人たちに向けての永松さんからのメッセージが本音で書いてあります。
「歳はとるものじゃなくて重ねるもの」これは、GACKTさんの言葉です。
ぜひ、「30代を無駄に生きるな」の本を読んで、一緒に歳をとるのじゃなく、重ねてみませんか?
では、さっそく本の要約と、20代後半のわたしが読んだ感想をご紹介していきたいと思います!
目次
「30代を無駄に生きるな」要約
「30代を無駄に生きるな」は1~5章プラス終章の全6章で構成されています。
その1つ1つの章ごとに小項目があります。
このブログでは、各章ごとに私が特に刺さった小項目の部分についてご紹介しています。
ポイント
- 1章:30代で身につけておくべき考え方、捨てるべき考え方
- 2章:30代で身につけておくべき人間関係力
- 3章:30代で身につけておくべき仕事力
- 4章:30代で身につけておくべき人に好かれる力
- 5章:30代で身につけておくべき習慣力
- 終章:30代をどう生きるか
1章 30代で身につけておくべき考方え方、捨てるべき考え方
- 考えの軸をつくる
永松さんは、テレビのニュースを例に挙げて説明しています。
不祥事をおこした有名人の謝罪会見。
その謝罪会見に対してコメンテーターたちは、いろんな意見を述べます。
ここで、あなたはどうしますか?
コメンテーターの意見に同調したり、批判したりするのはもうおわりです!
大事なのは自分の考えの軸をつくること。
自分が不祥事を起こした当事者だったら、どうふるまうのか。
不祥事を起こした人の近くにいる立場だったらどうふるまうのか。
この視点を持つことが、考え方の軸をつくるために大事なのです。
2章 30代で身につけておくべき人間関係力
- 人間関係が変わっていくことを恐れない
あなたが「進化したい!」と思うのならば、31歳のときと39歳のときでは、人間関係がガラリと変化していなければならなりません。
なぜなら、人間には進化したがる人間と進化したがらない人間の2種類がいます。
同じ仲間とばかりつるんでいると、あなたが進化するときの妨げになるかもしれないからです。
最近、学生時代のあの子たちと会わなくなったなぁ、疎遠になっていくのかな。
そう思っていたけれど、「自分が進化するための人間関係の変化」は大事なのだと、この章を読んで、そういう思いを吹っ切ることができました。
3章 30代で身につけておくべき仕事力
- 30代はとにかく「質」より「量」を追う
永松さんは「圧倒的な量が圧倒的な質を生み出す」と言っています。
「読書革命」などの著者・金川顕教さんも「量からしか質は生まれない」と言っています。
30代は20代と比べて時間の使い方も上手になり、ゆとりも生まれます。
そんな年代だからこそ、まずはやりたいことに時間をかけ、量をこなすことに挑戦してほしいのです。
量をこなしていくことで、「質」にたどり着く力がつきます。
さらに、繰り返し努力しているのを見ていてくれた人が「応援者」として現れてくれます。その応援者の存在があなたのやる気に繋がっていくのです。
4章 30代で身につけておくべき人に好かれる力
- 「影響力」を身につける
人として「未完成」な30代は、周りの環境から受ける影響力は凄い。
その影響力が、自分の思考に繋がっていく、というのです。
だからこそ、自分の身を置く環境はとても大事になります。
あなたに、良い影響を与える人、環境、場所との出会いを大切にする。
そのことが、あなた良い影響を与えてくれ、人間として成長し、進化していくことができます。
5章 30代で身につけておくべき習慣力
- SNS依存から抜け出す
自己顕示欲を満たすためだけにSNSを利用していると感じるのならば、見直してみてはどうでしょうか?
30代という時間は宝です。
この宝物のような時間にあなたがいまやらなければいけないことは、バーチャルな世界よりも、現実社会での仕事のスキルアップや人間力の向上です。
あなたの現実の人生は、リアルな世界でしか進むことはできません。
終章 30代をどう生きるか
- 30代の半分は「大切な誰かのために」生きてみる
30代は、結婚、出産、マイホーム購入などいろんな選択を迫られる歳です。
そこで悩んだ時に「自分のため」なのか「まわりの誰かのため」なのか、という物差しで見ることが大事です。
損得勘定のない「誰かのため」は、不思議な力を発揮します。
「この人のためなら」と思える人がいるだけで、あなたの世界はみるみる変わります。
何歳であろうと、大切な人を想い、今いる場所を把握し、ゴール地点を明確にしさえすれば、30代は気持ちひとつでどうとでも生きれます。
「30代を無駄に生きるな」感想
終章まで全て読み終わったわたしの感想は、20代でこの本に出会ってよかった、というものです!
30代に近づいていくにつれて、変わっていく環境を少し寂しいと思う瞬間もありましたが、その環境の変化は仕方のないものであり、30代に突入するためにとても大切なことなのだと思いました。
これから30代を迎える人に向けてのエール本だと思います!!前を向けました。
まとめ
「30代を無駄に生きるな」この本には、ご紹介させていただいた言葉以外にも心に刺さる言葉がたくさん書いてあります!
これから30代に突入する人、今30代の人、そして、子育てを終えて、これから自分のやりたいことを始めようと思っている40代のママさんたち。ぜひ手に取って読んでみてください。